日本でもジワジワ浸透してきているファッションレンタルサービス。
定額制でトレンド服をレンタルできるということで、四季によって着る服を変える必要がある日本では買うのがもったいないと利用する方が増えています。
特に断捨離やミニマリストという言葉がはやり始めてからはタンスの肥しを減らしたいという人が増えて注目されるサービスになりましたね。
このファッションレンタルサービス、実はアメリカでも人気になっているってホント?
アメリカの人はファッションレンタルサービスをどんなふうに受け止めているの?
どんな利用の仕方をしている?
そこで今回は
『アメリカでファッションレンタルは人気?買うより便利な時代に』
についてシェアしたいと思います!
アメリカでファッションレンタルは人気?

◇リーバイスやバナナリパブリックなどもレンタルできアメリカで急成長市場となっている
アメリカのファッション業界と言えばヨーロッパとともに世界をけん引している印象ですが、実はアメリカでもファッションレンタルサービスが人気です。
店舗で実際に見て試着して買うだけでなく、店舗に行かなくて済むファッションレンタルサービスを有効活用している人が増えているんですね。
アメリカでは2015年に片付け術でおなじみの近藤麻理恵さんがTIME誌で「最も影響力のある100人」に選ばれて以降人気となっている影響もあるでしょう。
「禅」の思想も人気だったりとシンプルな生活に興味のある人も多く手持ちの服を減らしたい、お得な定額制で服を着まわしたいニーズがうかがえます。
そして日本以上にアメリカのファッションレンタルサービスは進化しており、規模も大きくなっていますよ。
アメリカのレント・ザ・ランウェイという会社は需要拡大に伴いテキサス州に総面積30万平方フィートの注文処理センターを開設しました。
またファッションレンタルサービスの最大の難点である配送コストを抑えるため、米国では店舗で直接レンタル貸し出しや返却できる場所が増えています。

日本ではファッションレンタルサービスといえばwebでの申し込みや宅配での返送などが主なので、アメリカは一歩進んだ形と言えますね。
アメリカのファッションレンタルサービスの月額料金は約月50~160ドルなので日本とそう変わりません。
ただ実際にアパレルショップでレンタルできる商品を手に取り貸し出し返却できる店舗が多く設置されているなど選択肢が多いのが特徴ですね。
ファッションレンタルを利用した方が買うより便利な時代になっている?

◇複数のファッションレンタルサービスに登録し服は自分で購入しないという人も!
日本ではまだファッションレンタルサービスは一部の人が試しに使っているという感じもありますが、アメリカでは使いこなしている人も多いです。
複数のファッションレンタルサービスに登録しても、自分で一着ずつ服を買っていた頃より総額は安いというケースもあるからですね。
しかもレンタルで扱っているのは正真正銘ブランドが卸した服なので品質は確か。
ブランド側もレンタルに卸すことで自社製品消費者の声をフィードバックしてもらえるというメリットがあり在庫を抱えなくてすむのもポイントです。
消費者側は最低限の服だけ購入して後はレンタルで済ませれば安上がりでトレンドも押さえられる。
ブランドとレンタルサービス、消費者の3方にとってメリットがかみ合っているといえます。
もはや服を買うよりもレンタルが便利という時代になっているんですね。
アメリカでも返却時にクリーニングや洗濯がいらない、スマホやパソコンで頼めば家で待っていればいいというのがウケています。
それでも中にはやはりファッションは自分でお店で選んで着るのが楽しいというタイプの人もいますし、便利でお得なのがいいという人もいます。
洋服は買うだけではない、という新たな常識がうまれつつあることは感じながらそれぞれの好みで賢く今後もファッションを楽しめるといいですよね。
まとめとして
アメリカの場合は業界の市場が日本よりもかなり大きいのでサービスの進化もやはり早いですね。
ファッションレンタルサービスは地球環境保全にも一役買う面がありますし、今後も世界中に広まっていくことと思います。
日本のファッションレンタルサービスも多様なサービスが生まれていますから、今のうちにぜひチェックしておきましょう。