月額料金制で好きな洋服をレンタルできるのが「ファッションレンタルサービス」です。
月額制で一定期間商品を貸し出すという方法は「サブスクリプション」と呼ばれて、音楽配信や最近では車やベッドマットレス等でもサービスがありますね。
ただモノを借りることにお金を払うのと少し違って、サブスクリプションの場合は「その期間自由に利用する権利」にお金を払って満足度を高めています。
利用できるアイテムや月額プランも複数の中から選べて使えば使うほどモトが取れる感覚が売りですね。
そんなサブスクリプションの一つ、ファッションレンタルサービスの会社が最近増えていますよ。
CMを流している会社もあるので知名度が上がってきています。
ファッションレンタル業界って売上高が上がってるの?
どんな大手がある?
そこで今回は最新のファッション業界事情から
『ファッションレンタルの売上高は拡大中?大手サービスはどこなの』
についてお伝えします。
ファッションレンタルの売上高は拡大中?

◇コスパ重視の若い世代を中心に利用者が広がり売り上げが増えている!
ファッションのサブスクリプションであるファッションレンタルサービスは、顧客にとっては様々なメリットがあります。
「新しくものを持たなくていいので置き場がいらない」「いつでも解約できる」「新鮮なライフスタイルに出会える」といったことですね。
サービス提供会社にとっても「新しい商品やサービスを消費者に使ってもらうハードルが低くできる」「継続利用が期待できる」というメリットがあります。
断捨離などモノを増やさない生活を好む人々が増えているのと人口減や若者の消費離れの中で販路を広げたい企業のニーズが一致したのですね。
ファッションレンタル業界の売上高は拡大中と言われており、中でも「エアクローゼット」の勢いはすごいです。
エアクローゼット公式HPはコチラ↓

監査法人トーマツが発表した日本のテクノロジー・メディア・通信業界企業の成長率ランキング(2018年)でエアクローゼットは売上高成長率ランキング1位。
このランキングは3年前の売上高と比較しての成長率を調べたものですが、エアクローゼットの場合成長率はなんと約61倍でした。
専門のスタイリストがコーディネートしたアイテムのセットを一番安いプランで月額6,800円からレンタルできるのが若い層に人気となっています。
最近の若い世代はコスパ重視であまりモノを持ちたがらないといいますから、手軽な料金でいろいろなアイテムをたくさん試せるのがいいのですね。
エアクローゼットの場合はややコンサバなファッションアイテムがメインですが、ほかにもカジュアルをそろえた会社など色々出てきています。
ファッションレンタルの多くがレンタルしてみて気に入った服はそのまま買取をできたり、返却時にクリーニング不要なのも手軽でいいですね。
自分で洋服を買うとシーズン毎にトレンドを押さえるためには結構費用が掛かりますし、オシャレ着の場合はクリーニング代も割とかかってしまいます。
ファッションレンタルを利用すれば収納も少なくて済みプロが用意したコーデを試せるので失敗が少なくトータル費用もお得に済むといいことだらけ。
一度利用したユーザーが継続して利用したくなるのもわかります。
30代40代向け、男性向けのファッションレンタルサービスも展開されており、今後更に需要が増えていくはずですよ。
ファッションレンタルの大手サービスはどこなの?

◇メチャカリ、エディストクローゼット、エアクローゼットが有名どころ!
ではファッションレンタルサービスの大手と言えばどこなのでしょうか?
現在有名なのは先ほど触れたエアクローゼット、メチャカリ、エディストクローゼットといった会社です。
エアクローゼットはカジュアル~コンサバまでキレイめな感じのアイテムを取り揃え20代から40代くらいまで幅広く人気となっています。
エアクローゼット詳細はコチラ↓取扱商品は正に王道のレンタルファッションサービスです。
またメチャカリも若い女性に人気の「earth music&ecology」「Green Parks」といったナチュラル系のブランドを扱いよく知られていますね。
エディストクローゼットはオフィス使いできるキレイめコンサバアイテムを自社オリジナルデザインで用意しており着やせ効果と機能性も良く人気です。
どの会社もアプリで簡単にレンタル出来たりネットで通勤中や子育て・家事の隙間時間に手軽にレンタル申請できるのが忙しい世代の心をつかんでいます。
いかにブランド側から旬なアイテムの提供を受けられるかということがファッションレンタルサービスの要となるので、今後も動向に注目ですね。
まとめとして
ファッションレンタルサービスはアイテムを提供するアパレルブランド側にとっても自社ブランドを知ってもらうチャンスとなります。
また自社ブランドのアイテムを利用したお客さんの生の声(感想や要望)を収集する貴重なツールともなるわけですね。
着る側と服を作る側のお互いのニーズを満たすファッションレンタル業界、今後も更なる使いやすさや取り扱いブランドの拡大に期待したいところです!