最近新たなビジネスモデルとして話題のサブスクリプション。
Netflix(ネットフリックス)など月額制でドラマや映画を見放題といったサービスでも知られています。
他にも定額制で web漫画読み放題とか音楽聞き放題とか色々なものがありますね。
車のサブスクリプションなども出てきていますよ!
使ってみるとなかなかコスパがよくてついつい継続してしまうサービスです。
- でもそもそもサブスクリプションって何の略?
- 前からある「レンタル」とは何が違う?
そこで今回は
『サブスクリプションとは何の略?英語やレンタルとは違うの?』
についてチェックしていきましょう。
サブスクリプションとは何の略?

◇注目のビジネスモデル「サブスクリプションモデル」の略
サブスクリプションは英語でsubscription、意味は「定期購読」「予約購読」「定額利用」「会費」「加入」などです。
そしてIT業界のソフトやサービスを利用料金を払って一定期間利用すること、ソフトウェアを買うのではなく年、月単位で利用する方式を指しますよ。
サブスクリプションはビジネスモデルの一つとして注目されている「サブスクリプションモデル」を略したものと言われます。
従来の1つ1つ商品を売り切る「プロダクト販売モデル」に対し、継続課金型の「サブスクリプションモデル」へ移行する企業が増えているんですよ。
ユーザーは定額料金を払えば契約したプランの中で色々な商品を利用する権利を得られ、売り切りと違って企業とユーザーの継続的な関係ができる為です。

確かに商品を買うときはそのお店で次も買うとは限りませんが、サブスクリプションなら継続的にそこの商品を利用しますね。
企業側としても少子化・不景気で消費が落ち込む中で安定した利益を挙げることができます。
サブスクリプションはレンタルとは違うの?

◇レンタルは特定の商品に、サブスクリプションは「一定期間色々な物を利用する権利」に支払う
サブスクリプションというと月額料金を払ってモノを借りるサービスですがモノを借りるサービスと言えば昔から「レンタル」が存在していました。
じゃあサブスクリプションってレンタルと同じ意味?と迷ってしまいます。
ですがサブスクリプションとレンタルは別のシステムなんですよ。
レンタルの場合は基本的に「一つの商品を借りるのにその物の代金を支払う」という考えです。
これに対しサブスクリプションは「そのサービスプランが提供する商品を一定期間利用する権利に代金を支払う」ということになります。
つまりレンタルは借りる特定の物に対し、サブスクリプションは「一定期間モノを共有する権利」に対してお金を払うのが違う点ですね。
その為、例えばレンタカーは一つの車の値段を払いますが車のサブスクリプションでは一定期間に他の車に乗るということも考えられます。
着物レンタルは一つの着物セットだけを借りますが、ファッションレンタルサービスでは期間内なら決まったアイテム数まで借り放題が多いですよ。
またレンタルだと1回借りたら終わりですがサブスクリプションだと継続的に利用でき月額料金に維持費も含めたお得なプランが目立ちますね。
(車のサブスクリプションでは定額料金に保険代や車検代も含まれているなど。)
そしてレンタルは1つの商品を目的に利用しますが、サブスクリプションはその提供企業が有する様々な商品を広く試すことができます。
企業にとっては新規顧客の獲得と継続的利用の創出、消費者にとっては買うと高い様々な商品をコスパ良く手広く試せるチャンスとも言えますね。
まとめとして
近年は若者が車を買わなかったりブランドの服をあまり着なかったり断捨離が流行ったりと「所有することへのこだわり」を持つ人が減っています。
高価なものを持つことよりもオリジナリティのあるものをコスパ良く利用したい、無駄なストックは持ちたくないという人も増えていますね。
サブスクリプションはそういったニーズに対応しつつ、効率的で便利な生活を実現するサポートをしてくれるサービスです。
一つのものを大勢で共有しながら維持していくシステムでもあるので、環境にもやさしいビジネスモデルとして今後も進化していくことでしょう。